さて、スパイファミリーのことも書きましたので、ぼっち・ざ・ろっくを書くかリコリス・リコイル書くか悩みましたが、余裕があったら全部書けばいいじゃないの精神で、まずはリコリコの記事から。
ズバリ、リコリス・リコイルの名言・迷言・パワーワードをまとめていこうと思います。
キャラごとに行こうかと思うので、まずは喫茶リコリコの暴走特急、錦木千束に先陣を駆けて貰いましょう。
引用 A-1 Pictures/アニプレックス
あ、ちなみに判断基準は100%私の独断と偏見によるものです。
「きょうも天気で私も元気、ありがたい!」 第一話
これだけ聞くとどこが名言なのかサッパリですが、錦木千束が心臓に問題を抱え、成人するまではもたない、と言われていた人物であるという背景を知ると、途端に言葉の重みが異なってくる発言。
「命大事にだからね」 第一話
敵であっても殺さない、錦木千束を錦木千束たらしめている在り方。DAから左遷されてきた井ノ上たきなに向けた言葉。
いやぁ、第一話から狂犬ぶりを発揮しているたきなに、何度も命大事にと言っているから、両者の正反対ぶりがよくわかる。
「あの人達も、今回は敵だっただけだよ」 第二話
たきなの狂犬的発言『私達リコリスは殺人が許可されています! 敵の心配なんて……』と言う一連の発言を受けての返答。千束は、戦闘能力は最強のリコリスなのに、性格的には向かないんだよなぁ。
「失うことで得られるものがあるって」
「私は君と会えて嬉しい!」
「嬉しい嬉しい! 誰かの期待に応えるために悲しくなるなんてつまんないって」
「居場所はある。お店のみんなとの時間を試してみない?」
「それでもここがよければ戻って来たらいい。遅くない、まだ途中だよ。チャンスは必ず来る。その時したいことを選べばいい」 第三話
DAには功績を積んでも、もう戻れないことを知ったたきなに向けた言葉。いや、これだけ必要として貰えれば、たきなでなくても忠犬、狂犬になっちゃうかもね(苦笑)
個人的には「失うことで得られるものがあるって」という発言が高得点。
「私はいつも、やりたいこと最優先!」 第三話
喫茶リコリコの暴走特急であることを示す、千束の信条。これが良い方面に出る事もあれば、ラノベのOrdinary daysでのように失敗することもありますが。
「ああ……銃撃戦向きのランジェリーですか? そんなもんあるかぁ!」 第四話
第四話での、たきなの下着選びの発言を受けて。ノリ突っ込み以外の何物でもない迷言。
「野暮なこと言わない。女子は甘いものに貪欲でいいのだ」
「たきな! 人間一生で食べられる回数は決まってるんだよ。全ての食事は美味しく楽しく幸せであれ!」 第四話
個人的には名言、特に後者。食事は美味しい方が良い。
「気分がよくない。誰かの時間を奪うのは気分がよくない……そんだけだよ」
「そう、悪人にそんな気持ちにさせられるのはもっとムカつく。だから死なない程度にぶっとばす!」 第四話
第四話でたきなに不殺を信条とすることを問われた際の回答。シンプルですが、千束の境遇を思えば、救世主さんに憧れているんだから、それと反対の殺人なんて許容出来ないよなぁ。
「そうだよ! だって注射避けられないし!」(第八話)
注射が怖いのか尋ねられての千束の返答。
まぁ、避けちゃ意味無いしね(汗)
「自分でどうにもならないことで悩んでもしょうがない。受け入れて、全力!」
「だいたいそれでいいことが起こるんだ」 第九話
人生の真理をついている言葉。全力で対応していれば道が開ける……千束にも道が開けてくれよぉー。
「私だけじゃない。お別れの時は、皆にくるよ。でも、それは今日じゃない」 第十二話
……ここまで人って悟り切れるのか、と思ってしまう名言。千束の発言の中で、個人的にはベストスリーに入る名言。
千束の次は、くるみ=ウォールナットでいきましょうか。
「追手から逃げ切る一番の手段は、死んだと思わせること。そうすればそれ以上捜索されない」 第二話
まったくもって合理的。もっとも、これはミカからの提案でしたし、身代わり役をやっていたのはミズキでしたけど。
「ウォールナットに任せろ」 第十二話
リコリスの存在が衆目に知られ、もはや万事休す、という状況下で発したくるみの一言。
コイツなら、と思わせてくれるのは実力者にしか出来ない芸当。
「百年早いわ」 第十二話
ロボ太からDAのラジアーターの制御権を奪還した際、ロボ太が『世界一のハッカーは僕だぁ!」との叫びを受けて。
いや、本当にくるみは何歳なの?(謎)
喫茶リコリコの面子ばかりではバランスが取れないので、狂信者・吉松シンジに行きますか。
引用 A-1 Pictures/アニプレックス
「無知である方が人は幸福なんだよ、ハッカー」 第一話
アラン機関のこと、あるいは吉松シンジ個人のことをウォールナットが探ろうとした瞬間、仕掛けていた爆弾を起動、爆殺した後に言ってのけた言葉。
理想のためなら何でもする、たきなとは別方向の狂信者。
「天才は神からのギフトだ。必ず世界に届けねばならん」
「類まれな……殺しの天才をな」 第四話
才能であれば何であっても世界に届かせないといけない、というのであれば、それは狂信者だと思うんですけど……吉松シンジの狂信者ぶりは十二話で明らかになっていますしねえ。
「彼女を最強の殺し屋として育ててくれ」 第十話
最強の殺し屋として育てて、吉松シンジは千束をどうしようと言うのだろうか?
「アランの理想を果たせるならば、命だろうと捧げてみせよう」 第十話
人は、時として己の死の恐怖ですら克服してみせる。
ただし、それが良い方向に転ぶとは限らない、という好例かと。
「千束。お前を生かす心臓は、今はここだよ。私を撃って手に入れなさい」 第十二話
たきなの「狂ってる」という発言が全てを物語っている。
次は中原ミズキに行きましょうか。でもミズキは迷言なんだよね(汗)
「ここにも母となるべき才能が今結婚という障害に阻まれているのよ……」
「不満だわ! 今すぐ私にいい男を支援しなさーい!」
アラン機関の支援を受けた人のニュースを見たミズキの発言。己の欲望がダダ洩れな迷言、以上(笑)
「こいつは毎日変だろ?」 第七話
第七話冒頭で、考え込む千束を見て「どうかしましたか? なんか今日は変ですよ」とたきなが声をかけたのを受けたミズキの発言。
いや、めっちゃ気安い仲や。
次はミカに行こうかとも思ったんですけど、ミカの発言って年代によって外道発言、年を経て千束に感化されて人格者に、って感じなんで、話数順に並べていくと、最初は温和な、続いて外道、千束の状況を考えて苦悩という感じの発言になってしまうんですよね。
そして、インパクトのあるものを選ぶと外道発言多くて、違和感覚えるので、ミカはパス……
追記 十三話でミカの素晴らしい名言が二つもきたので、追記します。
『戦士は全てを見せないものだ。愛する者には特にな』
杖無しではまともに歩けないはずのミカが、杖無しで姫蒲女子を一蹴したのを見た吉松シンジに『お前……足は?』と尋ねられた際の返答。
いや、これは全く予想出来ていなかった……ミカの足が健在であることを十三話を見る前に予想していた視聴者はどれくらいいるんでしょうね?
『シンジ、導いてくれるのは子ども達なんだ、私達が知らない世界に。彼等の選択を、邪魔してはいけない』
アラン機関の、鳥をモチーフとしたペンダントを千束に返却されてしまったことをミカに語る吉松シンジに対しての言葉。
ミカ、千束に出会って考え方が本当に生まれ変わったかのように変化したんでしょうね。
次は、バランス取る事が信条の真島でいきましょう。
「お得意の情報操作か。だがな、悲惨な現実を知らなければ、平和の意味さえ人々は忘れてしまうんじゃないのか?」
「与えられるものではなく、勝ち取るものだってこともな」
「善悪の天秤ってのはな、どっちに傾くにしても、お前らみたいな存在に操られるべきじゃねえ。バランスを取り戻さなきゃあな」 第十話
「自分が幸福ならそんな不自然でアンバランスな世の中でもいいって?」
「俺達は神様気取りの奴等から自然な世界を取り戻そうとしている。この映像もなかったことになるだろう」
「だが、自分の目で見たことを覚えとけ。これは真実で、奴等を倒す始まりだ」 第十一話
楠木司令とのやり取りでは、真島の方が正論言ってね? と思いましたが、製作陣もそのように感じていたそうで……DA側がかなりヒドイことしているしなぁ(汗)
十三話が放送されたので、追記です。
『現実は正義の味方だらけだ。いい人同士が殴り合う。それがこのクソッタレな世界の真実だ』
確かに、クソッタレな世界だ……皮肉めいているが、真実。
と言うか真島、お前、それだけまともな思考をしているのなら、テロじゃなくてもっと別の方法はなかったのか、と言いたくなる……真島は真島で良いキャラなんだけど、何かもったいない……
そんな真島よりもワルな発言をしている楠木司令。
「真の平和とは悪意の存在すら感じない世界のことだ。お前も、誰の記憶にも残らず消える」 十話
真島との会話で。
いや、どっちが悪党なのかわからん発言です。真島の言う事が最もだ、と深く頷いてしまう原因(汗)
あ、あと楠木司令の助手が第十二話で『司令のトイレは長いんです』という迷言を発していました(汗)
名言と言えば、春川フキのこの短い一言は外せないかな。
「行けよ」
千束の援護のために、現場を離れたい旨を告げるたきな。
DAに戻れなくなるのを承知で、千束のもとに向かおうとするたきな。
あんな状況下で、ただ『行けよ』と言える現場指揮官。
単純にスゴイと思う。
最後は井ノ上たきなに〆て貰いましょう。
だって、この記事書こうと思ったの、あのパワーワードが第十二話でたきなの口から発せられたからだし(汗)
「生きてますよね?」 第一話
テロリストに捕らわれたリコリスを救出すべく、機銃掃射した井ノ上たきなに、春川フキが「お前……エリカを殺す気か?」と問い詰めた際の返答。
第一話から狂犬全開です(汗)
「私達リコリスは殺人が許可されています!」 第二話
もはやたきなの代名詞である狂犬的な発言(汗)
殺人が許可されている……事実ではあるんだけど、こうも面と向かって言われると、リコリスとは何ぞや、と思ってしまう。
「千束のを見せて下さい」
「見られて大丈夫なパンツかどうか知りたいんです」 第四話
状況のことを書くのは、最早野暮。何も言うまい、千束、南無(汗)
「さかなー」 第四話
千束を元気づけるために、水族館でわざわざ恥ずかしいポーズをとってまで行った発言。
「安全が確保されるまで、24時間一緒にいます!」 第六話
第六話でリコリスが襲われたことを受け、千束と共に行動するんですが……忠犬や、そして愛が重い(笑)
「(何も無い部屋を見て) プロの部屋だ……」 第六話
もっとも、たきながプロの部屋だと称した部屋は、ダミーの部屋なんですが、たきなの感性が伺える迷言(汗)
「あれは私の行動の結果で、クルミのせいじゃありません」 第六話
ウォールナットとして行動した時に、クルミのDAへのジャミング等が原因でたきながDAを左遷されたのですが、三話前半までのたきななら、銃殺していてもおかしくないから、成長したなぁ、たきな(涙)
「私は殺しすぎて、ここを一度クビになってまして」
「わりと外の暮らしも楽しかったんで、またクビになるのもいいかなーっと思って」 第十話
銃取引事件に関わった囚人相手に、少しでも情報を得るべく、相手を踏み付け、銃口を頭に押し付けての発言。
たきなの狂犬ぶりがスゴイ、となりますが、第一話に比べればまだ穏当になっていると思わせるところが逆にスゴイ(汗)
「ここでは千束を救えない、それだけです」 十一話
あれだけDAの本部に戻りたがっていたたきなが、千束最優先になっている発言。
春川フキにも、もうDAに戻れなくなるぞ、と言われても向かったのですから、もう言葉がありませんな。
ラストはこれでしょう。
「心臓が逃げる!」 第十二話
最早説明は不要、狂犬たきなを決定づけたパワーワード。
いや、こうやって字面だけで確認すると迷言に見えますが、言葉の力と、声優の若山詩音さんの演技と合わせることで、リコリス・リコイルで屈指のパワーワードに化けたと思います。
十三話でも何かしらの名言が出てくるのか、期待して……いやぁぁ、リコリコ終わるのはイヤァァァ!
でも十三話は見たいのぉぉぉぉ(悲鳴)